山本昌、史上最年長のノーヒットノーラン達成!

マサ〜!!!

 金曜に全ての積み残し搭載が終了しホッと一息。アルコール注入やらなんやかやで4:00に帰宅し、そのまま17:00過ぎまで覚醒不能だったmiz_akです*1。起きた理由はT社Iさんからのタレコミメール。「8回までノーヒット。あと3人です。」と。何があと3人?と思っている間にもう1通。「ノーヒットノーラン達成しました。エラー一つの準完全試合です」・・・山本昌が!?

山本昌が準完全試合!竜M「15」
 史上最年長の金字塔を打ち立てた。中日・山本昌投手(41)が16日、阪神(18)戦(ナゴヤドーム)で、史上73人目(通算84度目)となる無安打無得点試合を達成した。41歳1カ月での記録達成は、佐藤義則(現日本ハム投手コーチ)の40歳11カ月(95年)を破る日本新記録。マジックは「15」に減り、2年ぶりのリーグ優勝へ大前進した。
 唇が乾く。耳をつんざく歓声が、鼓動を揺さぶる。震える指先。山本昌は舌をペロリと出し、何度も下唇をナメた。97球目。三塁から一塁へ転送されたウイニングボールを見届け、左のコブシを握り締め、天高く突き上げた。ノーヒットノーラン-。優勝にひと足早い歓喜の輪が、マウンドに広がった。
 立浪がベンチから飛び出し、井上が左翼から猛ダッシュで駆け付け、井端が大先輩の体を持ち上げた。史上最年長での快挙を祝福する僚友の声と姿。鳴りやまぬスタンディングオベーション。お祭り騒ぎのド真ん中で、ベテラン左腕の笑みが心の底から広がった。
 正確無比。変幻自在。23年間、最高峰の舞台で輝き続ける理由を指先で描いた。駆け引き、間合い、出し入れ。蓄えた財産の引き出しを開け、リーグ連覇に最後の望みを託したタテジマ打線を牛耳った。唯一、許した走者は四回の失策による1人だけ。四死球なしの準完全試合に、文句の入る余地はない。
 金言を守った。「短い距離をしっかり走り込んでおくことが大切。足さえ動けばいくらでも投げられるはずだから」。日本ハムとの交流戦で、最年長記録保持者だった佐藤投手コーチに授かった言葉だ。長く投げる秘けつを聞いた際のやりとりを心に刻み、嫌いなランニングに時間を費やした。
 恩師に捧げる1勝だ。1月23日、自らをプロの世界に導いてくれた高木時夫氏(元中日スカウト)が他界した。白星を挙げた夜には必ず、携帯電話で報告してきた。「時さんのためにも絶対に200勝する。墓前に報告に行くんだ」。葬儀場で泣き崩れた山本昌。セでは34人目(37度目)の快挙で、189勝。名球会を視界にとらえた。
 「記録よりも大事なゲームに勝てたことの方がうれしい。自分が一番、信じられないって感じ。長くやらせてもらってるんでね」。感激よりも感謝。慎重に言葉を選ぶ表情に、充実感が込み上げた。優勝に接近する価値ある1勝。大仕事をやってのけた背中が、心なしかうれし涙を流していた。
http://www.daily.co.jp/baseball/2006/09/17/0000114560.shtml

うおお!ちなみにリーグ最年少も中日(近藤真一、1987年8月9日)。めでたいね。さて、リーグ戦もあと残りわずか。もっかいぐらいは観に行かなきゃねえ。

*1:途中、1回くらいは目を覚ましたような気もするけど、すぐ寝ちゃいました