焼肉奉行、暑い熱い大阪へ②「本家ぶつぎり牛たん焼 焼味尽ときちゃん」

ナマニカー!@大阪

 ヨレヨレとホテルに戻るや、のび太くんばりの速さで眠りに落ち、アラーム3個しかけてやっと起床。サイ●リヤで今日の行動予定を立てていたら、メールが。映研の後輩Nだ。ヨメは難しいらしいが、どうやらNは夜空いてるらしい。ヨメの話では4時まで所用有りの筈だったのに、3時には来れる旨、あと「取っておきの店にお連れします」とあった。取っておき?なんだなんだ??
 しかし、日中は取材で大津まで行かねばだったため、「そんなに無理せんで夕方でええよ」と返信しながら、京都マニアの会社の後輩Hにメール。大津と京都は電車で15分。お薦めの店を数店聞いたのだ。だって、ちょっと川床の甘味処に寄ってみたかったんだもん。すまんN。

▲ということで石山へ。電車乗り間違って、46分の筈の行程は1時間以上かかったのだが・・・ぶらりナントカの旅?
 しかし、私の読みは甘かった。今日の取材先は昨日8時間話したS店I氏だったのだが、このI氏のアポが1時間で終わる筈がない。店舗をくまなく連れて回って頂き、この棚はこう、あの棚はこう、これはボクの肝煎りで等々、お話をすること2時間強*1。その後、店舗上のオフィスに通して頂き、昨夜の議題の続きを語り合うこと2時間強*2。お昼過ぎに来店して、気付けばほぼ18:00。携帯がビヨビヨ鳴って、後輩Nからは「まだですか」メールが。すまんN。
 超特急で梅田に戻り、道に迷いながら後輩Nとヨドバ●カメラで待ち合わせて、店へ。既に飲んでいる、Nの先輩にして私のお客様に合流。場所は、コリドー街のよな西銀座商店街のよな、そんな空気漂う電車のガード下の屋内商店街。店の名は「本家ぶつぎり牛たん焼 焼味尽ときちゃん」。たぶんもっかい一人で行け、と言われても道が判んないと思う。ここが・・・美味い!
 喋るのに夢中だったので写真に撮れてないのだが、塩タン焼きが非常に美味し。ぶ厚めのタンを塩焼きで焼いて、ニンニクと、軽く油を絡めてしんなりさせたネギをボンと載せて頂く。何となく李光苑(漢字合ってる?)のネギ載せ肉を思い出した。一緒に出てきたカルビも塩焼きの肉をネギを載せて頂くもの。ううう、美味い。コクがあるというのか、肉の味に深みがあるというのか。
 で、最後に出てきたのがトップ写真の肉握り。手前がトロで、向こうは・・・なんだろう、美味かったことだけ覚えてるんだけど。この肉寿司が出てきたところでNから「miz_akさん、あと2分で食べてください」コールが。そう、時間は21:00手前。私が乗るべき新幹線(東京行き最終)は21:18新大阪発。急かされつつ肉を頬張って、「ウンマーーー!!!」と言いながら店を出た。ショップカードも貰わずに。たぶんあの店には一人ではもう行けない。また連れてってたもれ、N*3

*1:そんな中で、今日もまたもや「いじめっ子I氏」の名前を聞く。そうとうしっかり営業しているらしい。「●社さん、▲社さん・・・」とI氏が『手厚いメーカーさん』の名を2社挙げた後に、個人名で続いていた。会社名より前に個人名が立つ営業マン。やはり師匠はスゲエ御方だ・・・と思った瞬間でした。

*2:後に後輩Hには「なぜ朝まで飲んだ翌日にそんなに話すことがあるんですか・・・」と呆れられたけど。不思議とこのI氏は話が途切れない。たぶんあのまま盛り上がり続けたら、その日に話にのぼった激ウマ焼肉店「牛銀」に行くべく、車を松坂まで走らせていたに違いない・・・って、結局焼肉かい!

*3:ちなみに、Nが連れて行こうとした店は、ここではなくラーメン屋だったらしい。その名も「味仙」。しかし、「みせん」と読まずに「あじせん」と読む別物。しかし、出すラーメンは「名古屋名物台湾ラーメンに酷似している」(N談)というナゾの店だ。「みせん」マニアを自認する私に現場検証させたかったらしい。残念。大阪出張は楽しかったからまた来るとしよう。「あじせん」もその時に。