頭突き退場のジダン、大会MVPに
ポルトガルが確変ジダンとかつて愛したオリバー君に連続撃破され、失意に沈むmiz_akです。と言いつつ、UPできなかったのは、忙しくて殆どPCの前に座れなかったのと夜は忙しいのになぜか連日飲んだくれてたからなのですが。この間、『嫌われ松子の一生』、『クロス・ザ・レンズ』と『ダ・ヴィンチ・コード』を観賞。その感想はまた後日ということで、性懲りもなくサッカーです↓
HDDの不調と闘いつつチェックし続けたW杯。ヨーロッパ開催にも関わらず、優勝最右翼はブラジルと読んでいた私。そこは王道なれど、欧州勢の御贔屓はスペインとポルトガルと微妙に斜に構えてたわけですが、ふと気付くとこの3チーム、全てフランスの手で撃破されてました。
うぉのれフランス!?しかし、私と同い年のジダンの現役引退ラストマッチ。ここは一つ暖かい目で見守ろうじゃないかと思っていたら、最後にこれですよ・・・。
なぜ涙のジダン 最高、最後の大舞台悪夢の幕切れ どよめく観衆、記者 2006/07/10 14:05
(ベルリン・根本剛)延長後半5分。ボールの位置とは無関係な場所で、ジダンはイタリアのマテラッツィと言い合いの末、胸にいきなり頭突きを食らわせた。主審は副審に確認のうえ、レッドカードを突きつけた。
観衆や記者は何が起きたのか分からない。プレス席の各所にあるテレビでビデオ映像が流れ暴力シーンが映されると、初めて大きなどよめきが渦巻いた。
試合後、フランスのドメネク監督の怒りはおさまらない。「ジダンは80分間も相手を我慢していたが、主審は何もしなかった。もしビデオを証拠としたいなら、あの場面だけでなくマテラッツィの行為も見るべきだ」。だが指揮官がいくらかばおうと、自ら引退の花道を汚した「至宝」の行為はあまりに愚かだった。
(中略)
ピッチ上で二人の間にどんなやりとりがあったのか。「何かが起きたに違いないが、それが何なのか分からない。ジダンがピッチを去りたがっていたとは思わない」とドメネク監督。ジダンは起きたことを後悔しているが、謝罪することは拒否したという。
(後略)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060710&j=0071&k=200607104093
1-1で前半を折り返し、後半ジダンのトンデモな強烈確変ヘディングシュートをブッフォンが片手で掻き出し、「うおお!スゲー!」と思っていたところで、よもやの頭突き。まぁ、もともとジダンは結構ラフなところもあるけどさ。しかし、現役ラストマッチのそれもW杯決勝戦で頭突き。その直前、マテラッツィに何か言われてたんだけど、何を言われていたんだろ?
というのが気になって、ちょっと調べてみたところ、出るわ出るわ。いや、マテラッツィが何言ったかはわかんないんだけど*1、こんなものが↓
なんじゃこりゃ。ちなみに左はトッティ、右はガットゥーゾ。ぎゃー!あと、カモラネージはトロフィー授与前に即席断髪式をやって、切り落とした髪の毛をぶん回していた。ラティーノ恐るべし。
八百長疑惑で瓦解寸前なセリエAの4チーム。今回の優勝は、この逆境があったこそだとかとどこかでガットゥーゾあたりが言っていた*2。いやぁ、頑張ったなぁ。。・・・と思いながらとあるニュースページを見ていたら、こんな記事をみつけた↓
レアル・サンマリノとユヴェントスはカンナヴァーロ、ザムブロッタ、エメルソンの3選手についてセット価格2250万ユーロで合意。なおユヴェントスがセリエAへ復帰した際には最優先で買い戻せる条項が付帯。
イヤ〜!ステキ!!カンナバーロが来るのか!!!C・ロナウドも、ルーニー問題のもろもろでレアルに移籍するやもな気配*3。ジダン引退が決まってガックリきて、「しばらく観るのを止めるか?」と思っていたけど、このメンツが全部揃ったら観ない手はないなあ。ちなみにそのジダン、どうやら大会MVPを射止めた模様。最後に頭突き退場して、大会MVPを貰ってしまった彼の心持や如何?・・・うーん、後味悪いなぁ。。と思っていたら、前述のホームページにこんな記述が↓
ティエリ・ダニエル・アンリ選手(のコメント)
「ジズーに僕から声をかけるとしたら1つの言葉しかない。それは‘ありがとう’だ。僕だけじゃない。全ての人がそうであるべきだ。いったい誰がフランスをファイナルの地へ導いてくれたのか考えてみてくれ」
ふむ。なんとなくホッとしました。
あーあ、しかし終わっちゃったよ。はやく次のEUROかW杯が始まんないかなあ。