BLOOM!BLOOMER!!BLOOMEST!!!(誤)

フラワーボックスbyN・バーグマン

 実は前回の校了前、あきらめたモノが2つあった私。一つめがサンボのライブ。ヤフオクで競り落としたため諭吉弱かかったチケが、ものの見事にフッ飛んだ。もう一つがフラワーアレンジメント。先だって体験受講したニコライ・バーグマンのアレンジスクール第2弾、つまり正式受講だ。
 「おや?確かこの前『疲れた』って評してなかったっけ?」と思った方、よくここを読んでおいでで・・・。そう、正直疲れたんですが・・・だってあのフラワーボックス!「あの色合わせの技術と感覚を盗むためなら、未知の空間と人に疲れるくらいそのうち慣れるだろうし、まっいいか」と比較衡量したわけです。しかし、校了前の回はさすがに行くことがかなわず。
 で、1回休んで徹夜大行進中の某日、ちょこっと抜けて行って参りました。ちょっと遅れて入ると、すでにニコライ・バーグマン氏がお題目の説明を始めてて、というかほぼ終了。途中から凄い集中力でメモを取り捲り、あとはお手本をジックリ観察することに。ちなみに下記のがお手本↓

3層構造のアレンジメント。1層目にレモンリーフやタマシダ、ミスカンサス、ライスフラワー等を敷き詰めて&花も入れたければ適宜入れて、器の周りに何かの茎で櫓を作って2層目に、1層目と2層目の間と上に主に花モノで3層目を作って構成する、というもの。
 周りの皆が好き好きにいけ始める中、私は下草用のモノドモを切り分けながら「ウーン」と考えた。作業をするニコライ氏のところに行って、「ちょっとお手本見せて」とお願いすると見せてくれた。下草部分にレモンリーフを半分に切ってワイヤーで止めたものが。それを見て、何故かふとテニスサークルの方の後輩Hが結婚するのを思い出して、「あーこれをハート型に止める感じにして、櫓も天辺をハート型にして、花を全部螺旋階段みたいにしちゃうか。ナゴヤのケッコン式みたいに。螺旋階段を昇って幸せになるがいい〜・・・ってことで?」と、構成を思いついた*1
 ちょうどライスフラワーがあったので、それも入れて下草を構成。そこから上ってくる感じで、同じ花同士グルーピングして螺旋に並べてみた↓

 ついでだからミスカンサスも螺旋に↓

 で、螺旋をそのまま繋げて、だんだん派手に咲く感じに。「BLOOM、BLOOMER、BLOOMEST」って感じ?用法間違ってますが↓

 活け終わった頃にニコライがやってきて、「ハート、カワイーネー!」と言ってニカーッと笑った。着想を簡単に説明すると、またニコーッ。「スバラシーネー!イウコトナシヨ。デ、コレハヨコーエンシュー?」。
 ・・・予行演習?そうか、これをもっかい納得いく感じで作って友達にあげるのもアリか・・・とか思いながら持ち帰って、今回の花も受付のとこに鎮座してみました。写真に撮ってみると、うーん、なんか気にいらねーなー。活け直すか。。
 それにしてもニコライ。肌真っ白&金髪&激高身長のガイジンぶりにあらためてビックリ。アンジュナさんがチラシ見て「かかか、かっちょえー!」と叫んだのも「さもありなん」なイケメン様でした。私はニホンジンの方が好きなんだけど、こーれが、喋るたんびに微妙に赤くなってたりとか*2しつつジョーク言ったりするわけですよ。いやー、反則だね。反則ぶりを確認したき諸兄は下記ホームページへどーぞ↓
http://www.nicolaibergmann.com/
 

*1:だって、意味をつけないでなんとなーく活けるって、どうもできないんですもん

*2:人見知りしてんのかしら?