ふがー、凄い!F1GP'06スペイン予選

アロンソ@スペインGP

 さて、ヨーロッパラウンドに入って2戦目。今週はスペインGP。スペインのカタロニア・サーキットといえば冬場のテスト会場としてファンにはおなじみのサーキットです。実はこのサーキット、レースが行われるようになった91年以降たった1シーズンを除いて、全てワールドチャンプ経験者がウイナーになっている*1。テストで皆が走りこんでいるから本当に速くないと勝てないとか、タイヤに非常にキツいサーキットだから速くて安全な走りができないと勝てないとか、まぁいろいろ理由はあるんでしょうけれど。私は、鈴鹿モナコモンツァに次いでこのカタロニアが好きだ。*2
 今年のF1は面白い。予選方法が煩雑だとか、井出騒動があったりとかマァ色々だけど、レース自体もかなり盛り上がっている、と思う*3。一番の見どころは、ルノーフェラーリ。というかアロンソミハエル・シューマッハだ。今年はとかく彼の去就が取りざたされる年*4で、シーズン末までどうなるか判らないのだが、そんな彼の走りがここ2戦まさに「鬼神の如し」で非常に面白い。
 今日の予選も物凄いラップタイム。「こりゃーミハエル復活ですな」と思いつつ観ていたら、何とアロンソがやりやがった! ミハエルの持つ予選コースレコードを2秒も塗り替える1分14秒台を叩き出しよった・・・オイオイオイ。ラストラップのミハエルがさらに「鬼神走り」を見せるも惜しくも0.3秒届かず予選3位。うーん、惜しい。結局フロント・ローはルノーの2台。強ぇよ、オイ!
 しかしフェラーリも2列目を独占。明日も青vs赤*5の熱い闘いが楽しめそうな予感です。
                              
■「アロンソ、母国でポール奪取!」
http://f1.racing-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/060513161721.shtml
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注目の最終ピリオドは制限時間20分。いつものように前半は燃料を減らすためのローリング走行が繰り広げられるが、シューマッハのペースはクルージングでも速い。

残り8分あたりで各車、ピットに戻り、ニュータイヤを装着して最後のアタックに出て行った。その結果、最速タイムを叩き出したのはルノーアロンソ。1分14秒648で見事、ポールポジションを奪い、スタンドの地元ファンを熱狂の渦に巻き込んだ。ルノーフィジケラも2番手に入り、フロントローを独占している。
(以上一部抜粋)

*1:実は例外は昨年。ライコネンが優勝したが、残念ながらまだワールドチャンプになれていない

*2:レーサーたちの中でもこのサーキットは非常に人気が高いらしく、インタビュー時に「カタロニアは好きだね」と答える人が多い

*3:2戦前のサンマリノは、「F1史に残る好レースだった」と周りで評判。録画してあるんだけど、実はまだ観れてない。結果を知っちゃってるのが痛いよなぁ

*4:個人的にはもっかいワールドチャンプになって、かのファンジオと並ぶワールドチャンプ5回という記録をさらに塗り替えて欲しいんだけど

*5:某地上波がこの表現をしてて腰砕けたんだけど、自分でも使ってもうた・・・痛恨。てゆか、トゥルーリの紹介の「トヨタリアン」って、何よアレ。本当にもう・・・嘆息