これがホントのジンギスカンなのか!「だるま」

だるま店内

札幌紀行最終回は、焼肉ブログらしく札幌の誇る焼肉=ジンギスカンで。ここも「Danc●u」のNさんに教えてもらったお店です。
カラオケ屋から遡ること数時間、私とAは札幌ドームを後にしてススキノへ。めざしたのは「だるま」。昭和28年開業(らしい)の地元の有名店です。札幌はとにかく碁盤の目な街で、どこが何やらわからない。やっとの思いで店を見つけるも、店の外まで3組様ほどはみ出る行列。ドン引きのA。しかし「だるま」以外に流れる気にもなれず、「4時までやってる店らしいから、ほかで一杯引っ掛けてカラオケでもしてからまた来よう」という話になり他の飲み屋を探すも、探しても探しても空いた席など一個もなし!*1かくして道路はほぼオールアイスバーンの札幌で、私とAは完全に難民になった挙句、「だるま」に戻って行列したのでした。……はあぁ、はじめから並んでおけば良かった。。1時間ほど後にやっとこ席に。
店はカウンターのみで20席ほど。どう考えても4人以上で行くにはそぐわない店だ。ビックリしたのが、オンナの一人客が意外に多いこと*2。私らの隣も「首刈り族」な一人客の女性。普通に肉を喰ってました。ちなみにこのお店、メニューで在るのは、肉、メシ、キムチ、チャンジャ、韓国ノリ。以上!宇都宮の餃子店「みんみん」並みの潔いラインナップです。座るとカウンターに4人ほど入ってるおばちゃんの一人が黙って鉄板をしつらえて、焼き野菜をドーン。そして一言、「オーダーは?」。とりあえずビールとスミノフ、肉2人前とチャンジャ、キムチ、ノリをオーダーした。

肉は小皿に数枚ずつ載って出てくる。これが一人前で、それを食いたいだけ追加していただく。まるでわんこそば、いや、わんこ肉だ。これをジューと焼いて、タレにお好みでニンニクと赤唐辛子を入れたものに漬けてかっ喰らう。これがべらっぼうに旨い!!柔らかくて、臭みがなくて新鮮なのだ。あっという間にわんこ肉を追加して4人前を消化。これぞ焼肉馬鹿?なドカ喰い。

そうこうするうちにAがナイスな喰い方を発案。海苔の上にちびっとご飯を置いて、肉を乗せて、その上にさらにチャンジャを置いていただくというもの。これがまた旨い!!!

結局3〜40分ほどで肉を6人前ほど平らげて出てきました。しかしこれだけ喰って、二人で6000円強。なんつーコストパフォーマンスじゃ!大満足のまま札幌の夜は更け、結局4時すぎまでカラオケ屋で熱いエンタメ話とSAS縛りカラオケに興じた後、そのまま寝ないで8時前のフライトで帰京。さらにそのまま後輩Sの結婚披露宴に行ってきたのでした。
かくして、殺人スケジュールをこなした甲斐あり、現在かなりひどい気管支炎にかかっとります。マジでヨレヨレ。ええと、これを自業自得と云います、ハイ。

*1:さすが忘年会シーズン!さすがススキノ!!

*2:札幌通の「な」さんに後で聞いたんですが、このお店、女性も普通に一人で来る店らしいです。吉牛並みのファーストフード感覚な店らしい