ズバッと2勝目、毎度あり!

イエイ!イエイ!!

 さて、今日は元甲子園球児・T君とCS観戦。「何時に出る?私は試合開始前にドームに着くつもりだけど…」と恐る恐るメールすると、「一緒に出よう」と。おっと、大丈夫!?と言いつつ、さっくり17:30に会社離脱です(笑)
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 今日の先発は、私がこよなく愛する我らがエース、川上憲伸

 しかし、エースの球、高ッ!T君と「高いねえ」「浮いてるねえ」とぶつぶつ言いつつ観戦。しかし、やってくれました、神エース!
                   
■憲伸の大奮闘で中日CS無傷4連勝!2年連続日本S進出に王手
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200710/bt2007102014.html

 「きょうは、絶不調の中からスタート。でも自分がどうこうより、チーム全員で戦ってるんで、気持ちだけ入れて、大胆に攻めていきました」

 第1S初戦の阪神戦で7回無失点の快投から中5日。前夜(18日)に明大の1年後輩・小笠原が先発、5回1失点で巨人に先勝。1月のサイパン自主トレから、常に行動をともにする弟分の好投に「刺激というより、負けたくなかったです」と顔を紅潮させた。

 立ち上がりは不安だった。一回、二死から3連打で1失点。しかし、二回から六回までは、被安打1に3併殺。「川上にもプライドがあるだろ。この1年、やられっぱなしだとな。エースで勝ててよかった」。今季、巨人戦1勝3敗で8月23日の東京ドームでは、屈辱の1試合4被弾。最後の大舞台で痛烈な“お返し”となる7回4失点の好投をみせた川上に、落合監督も賛辞を贈った。

 これで99、04、06年の日本シリーズ、今季のクライマックスシリーズの、ポストシーズン8試合登板で5勝2敗、防御率2.21の勝負強さ。その投球に加え、この日はバットも光った。「今のままでも、普通に出れば打率.250、5本塁打は打てる」と指揮官が絶賛する打撃センスの持ち主は、二回二死一塁から左前打でチャンスを広げて同点劇を演出。

 四回一死一塁では、巨人・小笠原の前進守備を見て、送りバントのサインを“無視”。「とっさでした」とバスターから引っ張っての左前打で勝ち越し点のおぜん立て。徳島・国府中時代は、遊撃手も務め「打つのは大好きです」というエースの大暴れで、第2S突破へ“あと1”。2年連続の日本シリーズ進出は目前に迫った。


 憲伸、なんとマルチ!途中まで打率10割ですよ、スゲー!しかし、途中のバスターはサイン無視での逸品だったのね(笑)思わず打席目に「憲伸、猛打賞いったれ!」と内野席から叫んだのは、ハイ、私です。井端の犠飛のときのタッチアップも素晴らしかったなあ。T君曰く、「あのタッチアップは難しいよ。普通は抜けると思って飛び出しちゃうもん。そこで戻ってタッチアップした憲伸はすごいよ。やっぱりピッチャーってのは野球センスの塊なんだなあ」と。おうよ!そらそうよ!我らが大エースですから!!
 ちなみに憲伸は、2表の谷繁と憲伸のヒットからの満塁→得点で「自分のことやない、チーム全員でやってる。気持ちで投げよう」と思って調子を取り戻したようなのですが、私的には景気をつけてくれたのは2裏のこれではないかと。

 出ました!年に1度のスーパープレー!!!!!!!!荒木!井端!!
スローモーションで、も一度どうぞ↓(笑)

 木佐貫の遅いけどセンター前に抜けそうな当たりを、俊足・荒木が逆ハンキャッチ。普通ならどこにも投げられないけど、そこで井端が「トス!」と声をかけたのだそうで。そのままグラブトス→素手キャッチ→ウッズに送球→ファーストランナーアウト!これぞ日本一の二遊間!*1荒木はその前のエラーを見事に帳消しにした形・・・いやいや、お釣りきまくりですよ!いよっ、千両役者!!
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 神・岩瀬の4アウト熱投、谷繁4安打、今日も見どころ満載の試合でした。お立ち台は憲伸。でも、miz_ak的には、この選手にお立ち台に立ってほしかった!

■李3打点 7回2点三塁打!9回上原撃ちソロ
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/200710/CK2007102002057718.html

こみ上げる興奮を抑えられない。力のこもったガッツポーズを何度も繰り返した。三塁ベースに立った李は感極まっていた。

 「高めだけを狙って、最低でも犠牲フライを、と思っていた。結果的にヒットになって本当によかった」

 2点リードで迎えた7回だ。無死一、三塁。それまで3打数ノーヒットと精彩を欠いた李が、巨人・西村の146キロ高め速球を右中間へはじき返した。外野を真っ二つに破る2点適時三塁打で、この夜は勝負あり。成し遂げた仕事の大きさがわかるからこそ、普段はクールな男が派手に酔いしれた。

 すでに勝利が確実となっていた9回にも、守護神・上原から一発を放つおまけ付き。この活躍に、落合監督は「いいライバル意識があるんじゃないか」と目を細めた。そう、巨人の4番・スンヨプとは共に母国のスターとして韓国時代からライバル同士。ただ、強いサムスンで常に優勝争いに加わっていたスンヨプに対し、LGに属する李は後塵(こうじん)を拝してきた。頂点に立つ感動を味わいたくて中日にやって来たからこそ、リーグ優勝を奪われた巨人を倒す喜びはひとしおなのだ。

 クライマックスシリーズを控えたある日。落合監督は「(李は)国際大会の経験が豊富だから、ビッグゲームでは打つ」と予言したという。その言葉は、人づてに李の耳にも届いていた。指揮官の信頼に応えたいからこそ、試合後は「まだ戦いが続いているので」とだけ通訳に言い残して口にチャック。日本シリーズ進出を決める次戦に向け、すでに戦闘モードに切り替えていた。

 よくやったよ、ビョン!いつも内心「ああん、ビョンか…これは1アウト決まったな…」と思っててゴメンなさい!今日は痺れました!!
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 さて、我らがドラゴンズは、今日の試合に勝ってCS第2シリーズを勝ち抜いても胴上げもビールかけもしないそうです。え〜〜〜〜!日ハムはやってるじゃんよ!どうやらリーグ優勝か日本一しかやらないっていう球団社長のポリシーと、巨人への配慮らしいです。でも、これをご覧ください↓
                      
ペナントレース自体の成績
1位:巨人…80勝 63敗 1分 勝率:0.559
2位:中日…78勝 64敗 2分 勝率:0.549 1.5差
                
■CS結果を加味した成績(仮に第2ステージ中日が3勝2敗の場合)
1位:中日…83勝 66敗 2分 勝率:0.557
2位:巨人…82勝 66敗 1分 勝率:0.554 0.5差
               
 これがスウィープですと、もう2.5ゲーム差をつけて中日が優勝してる状態なわけですよ!もういいじゃん、ここはひとつ中日が優勝だったっつーことで。(巨人ファンの皆様、失礼!)じゃ、胴上げやりましょ、胴上げ&ビールかけ!!
 そんなこんなで、昨日の試合のビデオを見てからドームに出陣します。ポストシーズン観戦5連勝の私、今日は6連勝行かせていただきます!

*1:T君曰く、「これ、高校のときにやろうとしたら、こっぴどく怒られたんだよね〜」とのこと。基本に忠実であるべしの高校球児では、これは「プロじゃないんだからダメ」なプレーらしい。いやあ、今日は逆に「プロならでは」のプレーで魅せていただきました!