焼肉遠征記@鎌倉「毘紗門」

 くまさん&アンジュナさんにお招き頂き、先日鎌倉まで参っておりました。前日がナゴヤドームの第1戦だったので、名古屋からトンボ返り。美味きもののためなら長距離移動もなんのそのです。東横に乗って横浜でJRに乗り換えて、全行程1時間弱。伊豆の帰りは時々134号からトランジット鎌倉で横横に乗ってウチに帰るのですが、電車での来訪は実に中学の修学旅行以来な鎌倉です。
 降り立ってすぐ見えたのが不思議な概観のキヨスク。近づいてみると、なんとキヨスクのソフトクリーム屋だった。店には「あのジョン・レノンが『これほど美味しいソフトクリームは食べたことがない』と言ったソフトクリームです*1」との覚え書きが。1個380円となかなかのお値段だが、速攻購入して食べてみる(写真は後日また)。美味い。めちゃくちゃ美味い。なんだこりゃ!ミルクたっぷり濃厚系なお味。軽井沢あたりにも売ってそうな感じです。
 そう、この日お二方にも話したのですが、改めて鎌倉で降りて駅前を歩いてみて、町並みが非常に軽井沢に似ている気がした。オサレなカフェにオサレな雑貨店。かといって東京のそれみたいに「作られた」キラビヤカ感ではなく、どの建物も非常に味があって地元に馴染んだ感じ。うーん、軽井沢だけじゃなくて、軽井沢と京都を足して2で割った感じなのかしら。焼酎だのフレンチだの、気になるお店を覗きながら漫ろ歩いていると、アンジュナさんから声をかけられた。アア、スミマセン!「いま駅です」ってTELしてから、かかりすぎでしたね?*2
 素敵なお宅にお邪魔させていただいて、非常に美味しくてキレイなブルーの「湘南サイダー」なる飲み物を頂きつつ歓談し、いざお店へ!今日のお目当ては「肉」!くまさんが幼少の頃より召し上がってたという激ウマステーキを食しに参るのでした。
 お店へは駅近くから車で10分弱。住宅街のど真ん中にあって、それも1台がやっと通れる位の道をくねくねっと曲がるので、自分一人じゃ到底地図ナシにもう一度行けない立地。外観はほぼ個人宅!これぞ、ザ・隠れ店!!!*3

 初老のマスターとおかあさんで営むこのお店、お肉以外にも色々メニューがあるため、「ここはひとつ」とくまさんにオーダーをおまかせ。お二方が持ち込んだワインを開けていただきながら料理が出てくるのを待った。ちなみに写真はないのですが、突き出しは大根の味噌煮。非常に柔らかくて、よく味が染みてました。さて、今日のメニューはこんな感じ↓
     
 左上から、タータステーキ、牡蠣のバター焼き、ホタテのソテーウニソースがけ、サーロインステーキ、ヒレステーキ、ガーリックライス&お味噌汁。タータステーキとは、ユッケ状の生肉を卵黄やガーリック、お醤油等々を混ぜたソースで和えていただくもの。薄切りのトーストに乗せていただきます。濃厚なのに後味すっきり。いくらでも喰えそうなお味。ちなみに、牡蠣のバター焼きとホタテソテー、かなり絶品。牡蠣が苦手な私は、これまでモーヴ@恵比寿の牡蠣しか食べられなかったのだが、食べられる牡蠣が一つ増えました。というかトロトロで美味すぎ!魚介だけでもかなりのお味&ボリュームにも関わらず、この後に出てきたメインディッシュったら・・・「ザ・肉」、「これぞ肉」と言いたくなるほどガッシリした肉厚ステーキですよー。これはお醤油系のソースとおろしダレの2種のタレのうち好きな方につけて食べるのですが、付け合わせに井出@赤坂のようなローストガーリックが付いてて、これを乗せて食べると・・・むむむむむ、うまひ。最後に出てきたガーリックライスも非常に香ばしくて、完全完食。ご飯にかけていただく醤油味の炒りゴマがあまりに美味くて「うまいうまい」を連発していたら、なんと最後にお土産で頂いてしまった*4
 ちなみにこのお店、夜ご飯メニューでも肉&ご飯&お味噌汁で定食セットがあるのが魅力*5。今回はそれにサイドオーダーをくっつけて、ご飯をガーリックライスにカスタマイズしていただいて食したのですが、満腹満腹大満足でした。
 ところで、最後に感服仕りつつ紅茶をいただいていたら、凄い珍客が↓

 なんとアライグマ。人に慣れてて、特に逃げる風もなし。おかあさんが用意していたキャットフードをカリカリ頂いてました。さすが鎌倉!・・・って、最近は野良アライグマが居るのか!?いやはや、自然に触れて&良き肉を堪能した良き休日でした。

*1:だいたいそんな内容だったと思います。うろ覚えでスミマセン。

*2:では漫ろ歩くな、と。

*3:どうやら前はもっと中心街にお店があったそうなのですが、移転したのだそうで

*4:今日のご飯で美味しく頂いております

*5:確かにイイお値段ではありますが、食べてみる価値アリアリです