ブルーオーシャン

元旦夜帰ったと同時に始まった不毛なる点1家族徹夜麻雀で、完全に体調を崩した私。と言っても熱はなく、ただ咳が出るのみ。しかしこれが呼吸困難になるほど苛烈。死ぬ〜。
さてそんな中の翌2日、恒例のT社に勤めるNら映研の後輩たちとの新年会*1。ここで某ゲーム大手に勤める後輩Kと隣り合わせに。彼の業界も我らが業界も等しく不調で、「ユーザーはどこに行ったんだろう」と話していたのだが、ここで「ブルーオーシャン」の話に。どうやら最近読んだらしい。ゲームにおける「NINTENDOGS」や『知能系』のゲームあたりはそうだよね、と。いわゆる「一つのパイを食い合ってる業界」における生き抜き方の一つ、「既存の(ユーザー的、商品的)‘商圏’から外れた場所に構築された新しい商品を開発する」というものだ。これからはこれをしなくてはダメだよなあと、酒を飲み飲み話す。
そういや昨年末に某社担当氏と話して面白かったのも、大枠においてこれと同じネタだ。あっちは「映画の買い付けに代わる外国映画の取り組み方」だったが。毎年頭を悩ませ続けている「今後自社(及び私)をいかに展開させるべきか」という案件につき、随分前にこれなんだろうという一つの結論を出して、これはどうだろうというものを考えた。確かにそれは他にあまり見ないものなのだが、聞くところによると某他社が開発しようとしているらしい。それも資金力のあるとこが。つまらん。それじゃ勝てんじゃないか。にわかに興味が失せた。もっと新しくて楽しいことを考えねば。
さしあたってまずはブルーオーシャンでも読むことにしよう。
ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)

*1:ここ2年は味仙で開催。辛いもん喰って喉が大丈夫かどうかは甚だ不安だけど。