さすが札幌!な極上鮨で旅の始まり「しもくら」

4:00まで後輩Uの宴に出席し、「もう1軒!」の声を振り切って帰宅した私*1。もちろん眠る時間など与えられるわけもなく、すぐに支度して外出。一路、羽田空港へ。なんと7:00のフライトで札幌行き。のっけから殺人スケジュールやね。

着いてみると一面雪景色。どうやら北海道もこの日が「この冬一番の寒さ」だったようで。
この旅のお供は映研時代からの友・A。二人ともどーにもハラが減って、今回Nさんからご紹介いただいた鮨屋@南3条市場へ。しかし早すぎてやっておらず。だって時間はまだ9:30。しょーがないので、市場近くのラーメン屋「さっぽろ味の時計台」へ。ベタな名前やね〜。

しかし、店の前になんと桑田さんのサインが!!これはこの旅の目的を鑑みるに、喰っとくべきでしょう!・・・ということで入店。

「時計台」で醤油ラーメン(390円くらい)を頼むが、これまたフツーの味。フツーにジャンク。おおお、OUCH。

時間を潰しまくること2H。やっと11:30に鮨屋「しもくら」へ。こちらは親方の隠し撮り。大人の所業じゃないっつの。

このお店、丼(2500円)か握り(4700円)か、はたまた握りは「お任せ」か「指定」かを選べるものの、基本メニューらしきものは一切なし!隣の「下倉(しもくら)孝商店」なる魚屋で扱う魚でその日良かったものを出している感じ。なんてオトナなお店なんだ!かのようなお店の状態を「ストロング・スタイル」と名づけて、ひたすら驚愕。ちなみに写真はほっき貝。
「ま、オトナだからね」ということで、お任せで握りを注文。「お好みは?」とのことなのでサーモンだけ入れて欲しい*2と頼むと、サーモンは無いと。その代わりに鮭児があるという。なんだって!?鮭児だとーーーー!!?*3

ちなみにこれが鮭児。口の中に広がるそのコクたるや・・・・・・もーシアワセ!としか云い様がございませんでしたわ。1勘2000円でしたけどね。

結局この日は、さわら、ヅケのマグロ、平目、鰤、真鯛鮭児、いくら、帆立、味噌椀、太刀魚、ほっき貝、まながつおの昆布〆、うに、あとビール*4を少々いただきやした。お値段は8000円/人。まー、結構なもんになったけど、いずれも圧倒的な美味さだったので全然OK。築地が敵うワケもない激ウマ鮨でございました。

寂れ商店街の片隅だからと侮る無かれ。この鮨屋は最強です「しもくら」

■所在地・・・・札幌市中央区南3条西6丁目 狸小路市場内
■TEL・・・・011-231-4945
■営業時間・・・11:30〜あとは判らず
■定休日・・・・何がなんだか判らず
■HP http://www.shimokura.jp/

*1:4時で「もう1軒」たぁ、どーゆーことだ!U!!

*2:Aはウニを頼みました

*3:ちなみに鮭児(ケイジ)とは、漁獲量が普通の鮭1万匹に対して1〜2匹程度しかない幻の鮭。めっちゃ高級食材ですな

*4:ああ、昼間からだとも!