今年のラストダイブ(恐らく)、菖蒲沢@伊豆

沈船内の模様

「♪う〜み〜は〜広い〜な〜大き〜い〜な〜」ゆえに、温度上昇が気温から2ヶ月ズレる(らしい)海水。ゆえに10月は、まだまだ水温も冷たくなく&透明度が夏より高くて、非常にダイビングにお宜しい時期らしいです(受け売り)。8月頭に行って非常に良かった菖蒲沢にもっかい行こう!・・・ということで、「みなみ」さんと行って参りました伊豆の南端。脳内BGMはずっと「神の島遥か国」(C)サザン。
ドラマはいきなり朝7時に勃発しました・・・。「もうなんぼなんでも道は混んどらんやろ」と、前回より2H(実は私がCカードをウチん中で紛失したためさらに1Hプラスして3H)遅くに出発。「ガスがタンク1/4程度だからどこかで入れんとな〜」と言いつつ、中原街道も環七も246も海老名SAもあったというのに悉くスタンドに寄り忘れ、小田原厚木道路に。ここで捕まえる気満々で100キロで走行するポリ車に気を取られているウチに、何と真鶴道路に入りそびれて箱根ターンパイクに突入(何故・・・)。そしてここで、こともあろうに1/4のガスを使い切ったらしくガス欠マーク点灯!結局、東伊豆から箱根へ抜ける10数キロのロングワインディングロード(ずっと10%近くの上り坂)をガス欠マーク点灯しっぱなし&上り坂なのに省エネ走行で走破。途中「JAF呼ぶことになるんちゃうやろか・・・って、あッ!ここ携帯通じないやんか・・・マズい・・・」と山の電波状況に青ざめつつの完走でございました。
何とかガス補給に成功した後、中伊豆をまっすぐ抜けて南端の下田近くへ。さっそく着替えて諸々セットしてボートで海へ。
1本目は8月にも潜ったポイント「紋淵(モンブチ)」。縦長の根っこ3本の周りをぐるっと周回するポイントです。ここ二日、伊豆しては珍しく透明度20Mほどの好状況だそうだったので、期待しつつ器材を装着して海へ。・・・というところでアクシデント。バックロールで失敗、鼻から海水を吸ってしまいました。。こうなると実は耳抜き不能状態に陥る粘膜弱めな私。あんのじょう全く抜けず、あまつさえまたもやレギュから海水を吸入するアクシデント*1に。ここで不本意ながら他のみなさんには先に行っていただいて、ガイドさん×1名といったん浮上。オクトパスに切り替えながら、再降下してみました(ここで止めるという選択肢はどうやらないらしい)。いつもと耳抜きの仕方を変えて、降下成功。ぐるっとひと回り回って帰ってきました。イワシの稚魚が大量に居て、非常にキレイでした。終わって浮上してマスクを取ったら、どうやら鼻血を吹いておったようですが・・・。
2本目は、これまた先日潜ったポイント「沈船・カサゴ根」へ。8月にお邪魔した際、「10月はもっとキレイだよ」とガイドのIさん(58歳)に伺っていたので、非常に楽しみなポイントでした。さっきの恐怖はもういいのか?・・・ま、ちょっと怖かったんですけどね。ちゃんとその後潜行成功して一周回ってこれたので、どうやら「ノドもと過ぎれば」という精神状況になっていたようです。ちなみに潜行は一発で成功。鼻をつまむ必要もなくツバを飲むだけで耳がプシプシ抜ける「調子の良い時の自分」に戻っておりました。良かった良かった。
ここでまずはカサゴ根へ。いきなりサメに遭遇!といっても体長50センチ程度のサメですが。地べたに寝そべっておりました。こわごわ近寄って数枚激写。しかしここでガイドのIさんがいきなり尻尾をつかんでプンプン振ってビックリ!!!!!いや、このサメ、死骸だったのです。実は。今朝方死んだばっかりくらいの状況だったのらしいですが。この後、カサゴ根に済むエイとかを見ながら沈船へ。トップの写真はこの沈船の写真です。他にも右のfotolifeに幾つか保存しておいたので、良かったらどうぞご覧あれ。カサゴやエビ、イタチウオほかウジャウジャ。これがまたどれも美しい!!これがあるからやめられないんですな。
約45分のダイブを終えて陸へ。暖かい風呂に使ってから、ログブックを書いて、見知らぬダイバーさんたちとしばし談笑。耳抜き不全の話になった際、ベテランダイバーのガイド氏から「酒飲みは耳抜きしづらいんだよ・・・って、アナタ飲みそうな顔してるよね〜」「あと、夜更かしする人も耳抜きしづらいんだよ・・・って、あなた、夜更かしも相当しそうね〜〜」と評されました。オイオイオイオイ!そんな人相なんかいな、私!?
ということで、恐らく今年のラストダイブになるであろう伊豆・菖蒲沢は、今回も素晴らしいモノでした。来年はもーちょっとちょくちょく潜ろうと思います。

*1:どうもあとで「みなみ」さんと考えるに、レギュのせいでなく私のせいらしい。原因は不明。おかしい・・・レギュをへんなくわえ方したわけじゃあないのになぁ・・・要再考証です