日本GP終了!

ライコネン優勝!

今年もF1が日本にやってきて、去っていった。これが終わると「ああ、もうすぐ冬が来るんだなぁ」と思う。ここ2年ほど鈴鹿には行けていないのだが、それまでの数年は、秋はお祭り騒ぎのシーズンだった。車で東京から乗り付けて、前述ゼミのK君ちにゼミ生みんなで集まって鍋とかつついて、寝ないで遊んでそのまま車に乗ってGO!寝たり食ったり旗(←チームのね)貰ったりグッズ買ったりイベント見たり乗り物乗ったり(←遊園地があるのだ)サポートカーレースを見たりして最後にF1。TVで見ると車がクルクル回ってるだけに見えるかもしれないんだけど、現場で見るともんの凄い臨場感とピクニックにでも来たかのような開放感が格別で、一発でハマるスポーツです。
さて、今年のF1日本GP。世代交代論じられる2005年F1を総括するようなレース、そして、記憶に残る好レースだったと思います。見どころはアロンソvsM・シューマッハの2度に渡るマッチアップと、なんたってライコネンの17番グリッドからの大マクリWINね。抜きどころが無くて、予選6位以下からの優勝がこれまでに2度しかない(はず)の日本GPでは、予選グリッドとのギャップにおいて新記録となる劇的優勝でした。それにしても、車の性能は置いといてもアロンソライコネンは速い!特にアロンソ130Rでアウトから抜く人なんて見たこともありませんって(F1の車は、お互いに近づくと空力の関係でコントロールが難しくなってしまうので、Gが物凄くかかる高速コーナーの130Rで抜くなんてのは、考えられんことなのです)。それをズバ!それも相手は現役では一番ドライビングが上手い皇帝ミハエル。シビレた瞬間でした。ライコネンもラスト3周、いやチャンス的にはほぼラストラップの立ち上がり1発目のみのチャンスで、よくフィジケラを抜きました。これまた凄い。
それにしてもトヨタとHONDA。惜しい。というか、ここで横綱相撲見せてくれよ(泣)トヨタの3ストップは、序盤のモントーヤ事故→セーフティカー導入さえなければ上手くはまったかもしれないが。。そしてホントに惜しかったのはHONDA。1度目のピットストップで11秒以上のストップをした時に「これはワンストップ作戦か!?」と、ブラウン管の向こうの川井ちゃんたちと一緒に大興奮したのだが、真相は給油口がトラブルで開かずでモタついていたから。ラスト14周でトップに立った時は、思わず「うぉおおお!」と声をあげたんですけどねぇ、残念。来年に期待しよう。
その来年。ドライバーズラインナップも何となく大どころは決まった感じ。ルノーvsマクラーレンの構図に、再起を図るフェラーリがどこまで食い込んで来れるかでしょう。あとBARはもっと躍進できると思う。2ndがバリチェロにスイッチするし。参戦が囁かれているHONDAの2ndチームとマクラーレンの2ndチームが実現すると、17年ぶり(だっけ?)のフルグリッド参戦。今後のストーブリーグが楽しみですな。
今日のトーチュウによれは、予選方式に変更が出るかもらしいですね。その名も「サドンデス方式」。1時間フルグリッドで走り、最初の20分でラップタイム下位5台、次の20分でさらに5台、最後の20分で10位以上のグリッド順を決定する、というもの。10位以上は最終予選出走前に重量チェックして、そのままの車体重量で本戦も出走しなくてはならないらしいのですが、それ以下については、いじるのも給油するのもOK。ちなみにタイヤもワンレース7セットまで使える模様。「複雑」という声が多いけど、私は面白そうだな、と賛成です。
来年こそは鈴鹿に行かなくては!