33歳を前にして

おたんじょうびけーき

今日(と言っても書いているのは実は22日なんだけど)、14年来の古き良き友・baohrがゾロ目の誕生日を迎えた。baohr、お誕生日おめでとう!!
さて、ここで言うゾロ目。もちろん22歳ではなく33歳。「イチゴ世代」と呼ばれる団塊ジュニアのド真中・47年生まれである。ちなみに私も同い年。33といえば結構なもん。ワタシが会社に新卒で入った時に33だった人・・・といえば、現R社のYさんとかか?私の入社時にYさんが既に製作部の事業部長だった。『たどんとちくわ』の時なんか肺炎で死にかけてたけど、朝5時起きで現場に顔出し。「ホント、かなわねぇ〜」とつくづく思った。絶対言わないけどね。
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さて、話がそれちゃいましたが、baohr。こやつの19歳の誕生日は我々が祝ったんだけど、この時ケーキのローソク消しながら、「オレ、あと10年以内に映画監督になります」と宣言した。我々がみんなでプレゼントしたバーバリーBurberry)の靴下を「ブルーベリーの靴下」と呼んだ10分後*1にだ。しかし、奴はちょうど10年後、シネマ下北沢で自作を公開して、レイトの新記録を作った。これまた「かなわねぇ〜」だ。悔しいことに奴はこのブログを読めちゃうんだけどね。
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そして33のゾロ目年な私。今年劇場公開された『真夜中の弥次さん喜多さん』のエンドロールに、ひょんなことから名前が載った・・・と言ってもエキストラで出たらA社さんがご厚意で名前をのっけてくれたんだけど。本編ももちろん面白かったんだけど、トリハダが立ったのはそのエンドロール。どえりゃあ前じゃないか!!・・・というというところもまぁそうなんですが、そこじゃなくて、スタッフ欄まで見ているところでゾワリと。この作品、ホントにリスペクトする業界の大先輩方がズラーっと名を連ねているのです。「かなわねぇな〜」の集団ですよ、いわば。リスペクト!・・・な方々とエンドロールで名前を共に連ねる(と言ってもワタシは今回ナンもしてないですけどね)。これはとんでもないもんですわいな。これが後世に残ってみてくださいよ。己の遺伝子が後世に残るの以上なコトなんじゃないか??
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そんなこんなな今年。2度目の組織変更で、先日2度目の異動を果たしました。8年間一度も異動したことない人間が1年に2度。激動の2005年でございますよ。この部署がまた、映画・ドラマの製作やってる人は居るわ、版権商売やってる人は居るわ、スポーツコンテンツ作ってる人が居るわで、もうてんでバラバラ。今回ここに、いつもの業務を持ったまんまで「なんか新しいことも考えぃ」と放り込まれて(別名:乗り込んで)みました。クサナギモトコ風に言えば、「私の業務の海は広大ね。さぁ、どこから行こうかしら」な感じ。
とはいえ、元々製作志望でこの業界に入った私。これはこれで千載一遇のチャンスと思うことにした。幸い頼もしい後輩K*2が同僚になったし。で、今までの仕事をさらにブロウアップしつつ、新しくてオモロイことも考えつつ、川上川下一気通貫やっていこうかな、と。そして、いずれbaohrともリスペクト!な人々(業界にテンコモリでいらっしゃいます)とも、「オモロイ仕事」をしたいもんだと思います。
・・・と、普段あまりこういうことは言わんのですが、所信表明してみました。書いて追い込むくらいしないとやんないからねぇ。

*1:ちょっと大袈裟。時間の前後は正直忘れましたが、baohrが「ブルーベリー」とのたもうたのは確か

*2:このブログの第1回に登場